菅平選手菅平選手・・・知っている人は一体何名おられるでしょうか? そう、彼こそは漫画「SLAM DUNK」にて湘北高校のライバル校として知られる 綾南高校の控えセンターである。 「SLAM DUNK」といえばいわずと知れた大人気バスケット漫画であり、このなかの綾南高校といえば、超長身センター「ビッグジュン」こと魚住純、天才ガード仙道彰を要する強豪校である。 インターハイ予選神奈川県大会決勝トーナメント、超強豪の全国区海南高校が1位でインターハイ出場を決定し、残る一つの椅子を争う緊迫の湘北VS綾南戦において彼ははじめて姿をあらわしたのである。 綾南高校の大黒柱・魚住がファールトラブルでやむを得ず一時退くことに。 そこで魚住の代わりとして出場したのが菅平その人である。 大黒柱魚住の穴を埋めるべく投入された菅平の闘いを報告しよう。 19巻の110ページ、後半残り10分頃、魚住がファールトラブルで退くことになり 我らが菅平が投入される。 まずはスクリーンアウトで赤木に負け、リバウンドに跳ぶことさえ出来ない。 菅平、シュートに行くが赤木に「ハエたたき」をくらいあえなく撃沈。 そのとき試合を見ていた海南高校センターの高砂に 「ダメだ!あの控えセンターじゃ荷が重すぎる!!」と馬鹿にされていました。 どうしようもないです。 しかしへこたれずに果敢に赤木へブロックにいく菅平。だが、さすがは赤木である、周りをよく見て桜木にパスを送る。最後は桜木のシュートが決まり会場は興奮の渦に。 菅平はただそれを見ているしかありませんでした。 このときの菅平の驚いた表情と格好は間抜けそのものです。 しかもその直後に、湘北の層の薄いベンチ要員の代表、木暮に勝ちを確信される始末である。 木暮の予想はあたっているのか、今度は流川→赤木の豪快なアリウープを決められてしまう。 ショックか、呆然とする綾南メンバー。ちなみにその中で菅平は一番小さいコマでした。 魚住も、「こんなに自分に腹が立ったのは初めてだ・・・・」とご立腹。 ですが、菅平に腹を立てるべきだとおもいます。 湘北優勢のまま試合は進み、無理に打った福田のシュートは外れてしまう。 今度はリバウンドに跳べた菅平。しかしながら、哀れ桜木との差は約1m、赤木との差約80センチという無残な結果に。桜木と菅平の身長はほぼ同じである。ということは、桜木が1m20センチ跳んだ(ありえない)としても、菅平は20センチ ・・・・・・低っ!! どうしてこんな人が綾南のメンバーになれたのか いささか疑問を感じてしまいます。 赤木が植草にスクリーンをかけたため、菅平は宮城のディフェンスにつくことに。 宮城が切り込んできたため、ブロックに跳ぶ・・・見事にひっかかりました 宮城は三井にパスを出すのでした。 そのときの菅平の言葉は「む・・・・・・・!!」です。そんな事言ってる前に早くディフェンスについてください。 いっこうに湘北ペースのままで慌てる綾南メンバーに仙道が 「まだ慌てるような時間じゃない」と落ち着かせる一言。さすが天才です。 しかし菅平は「・・・・・・・・・!!」とその言葉の意味を理解するのに点9個分かかったようです。天才の言葉は難しすぎたのでしょうか。 仙道の言葉もむなしく湘北ペースが続き、赤木が仙道にスクリーンをかけ、今度はスーパールーキー流川にマッチアップ。止められるわけありません。 ボールを出しにいく菅平は「・・・・・・・」と無言。自分に腹が立っているのでしょうか。 その横では仙道が「・・・・・・・ふう」とため息。おそらく菅平に向けたものでしょう。 魚住は我慢できず「先生いかしてください」と抗議。菅平には任せておけないからです。 仙道は「福田!!菅平!!ディフェンスリバウンドはきっちりとっていこう!!」と声をかけます。 「ハイ!!」と元気よく返事する菅平でしたが、返事なら誰でも出来ます。 魚住も「スクリーンアウトだ!!」と声をあげますが時すでにおそし。 とっくに赤木に負けていました。 そしてなんと頼みの綱仙道までもが赤木に止められてしまい、 驚きを隠せない綾南メンバー。その中でやはり菅平は一番小さいコマでした。 「赤木にやられますよ!!」と魚住。いいかえると、 「菅平がやられてますよ!!」 巻は変わって20巻8ページ 両校の選手の顔が見開きで描かれている。菅平は・・・・いました!!ページとページの間のとても見にくい部分です。あやうく見逃すところでした。 菅平、巻も変わって心機一転、果敢にシュートに行きます。やはり赤木に止められるのかと思いきや、それどころか「ダメだ、高い!!」とやみくもなパスでにげます。しかし宮城にカットされてしまい「くそうっ!!」とくやしがっていますが、ふつう「くそっ!!」だとおもいます。 言いにくいこと山の如しです。皆さんご一緒に・・・・「くそうっ!!」 やっぱり言いにくいですね。さすが菅平、巻が変わっても笑わせてくれます。 宮城は先ほどのプレイで確信したのか、菅平がついている赤木を使って行くことにします。 赤木にパスがわたると、「菅平くるぞ!!」と魚住。それくらいわかります。 そんなに菅平が信用できないのでしょうか。 赤木に入り込まれ、「うっ!!」とうめく菅平。魚住が「コースをふさげ!!シュートさせるな!!」と叫びますが、そんなこといってもすでに抜かれてますから・・・・魚住はいつも1テンポおそいんですね。 ちなみに菅平の赤木への感想は「すごいパワーだ・・・・・!!」でした 焦る魚住に綾南監督の田岡は「信じるんだ」と言い聞かせますがそんなこといってもむずかしい話です。 しかもその直後、福田を赤木にダブルチームにつかせるとはやはり田岡監督も菅平だけは信じていないようです。 ダブルチームをものともしない赤木は、見事なフェイクで二人を交わしていきます。ちなみに抜いたのはやはり菅平のほうからでした。以前田岡監督の言っていた「穴を狙う」とはこう言うこと何だと思います。 そして赤木→三井→桜木の見事なコンビネーションでとどめをさされます。 絶望の綾南メンバー。出場中の選手ではやはり菅平が一番小さいコマとなりました。3レンチャンでびりです。 このプレイでまたしても木暮に勝ちを確信されてしまいます。 田岡監督も我慢の限界となり、とうとう魚住と菅平が交代。 期待の面を浮かべる綾南メンバーのなかで、菅平だけは「あっ!!」とちょっぴり悲しそうな顔をしていました。 身の程をわきまえて欲しいものです。 その後、綾南も踏ん張りを見せるものの、熱戦の末、湘北高校の勝利となりました。 試合後のインタビューで田岡監督はこういっています。 「桜木君と木暮君にやられました。」 この報告を読まれた皆様はそこに菅平君も含めておきましょう。 報告終了 |